最近よく海洋プラスチック問題って聞きませんか?
ウミガメがプラスチックにまとわれてたり、海の表面がプラスチックごみであふれていたり、しまいにはマイクロプラスチックを食べた魚を人が食べて~とか。
正直、「他人事」だと思っていないでしょうか。
実際、日本に住んでいればあまり実感するシーンはないですよね。
だけど、プラスチックで苦しんでいる動物・人がいるという事実に「プラスチック・オーシャン」を通して目を向けませんか?
ちなみに、あなたがきちんと分別して捨てたプラスチックだって、今はクジラのおなかの中かもしれません。
こちらの記事も参考にしてみてください。【プラスチック問題をわかりやすく解説】きちんと捨てればいいってもんじゃない!?
「プラスチック・オーシャン」予告編
概要
タイトル:プラスチック・オーシャン
発表年:2016年
時間:100分
視聴方法:NETFLIXで視聴可能(2020年12月時点)
感想
スリランカ沖の美しい海。そして待ち望んだ雄大なクジラとの遭遇。そこに広がっていたのはその美しさや雄大さを打ち消すようなプラスチックのごみと漂う油。
プラスチックを燃料に料理する人たち、ごみ山のなかでプラスチックを燃やして加工する子ども。
そして、276個もの大量のプラスチックの破片を胃の中に食べこんでしまったひな鳥。
どれもショッキングな映像でした。
餌であるクラゲと間違えてビニール袋を食べてしまうウミガメや、海中のごみにい引っかかって身動きできないでいるアザラシ(?)。
そんな動物たちの姿が、なんでも口にしたり、何かに引っかかって動けなくなっている生後1年未満の我が子を見ているような気持ちになり胸が苦しくなりました。
思っている以上に我々の生活にはプラスチックが溢れています。
そして、プラスチックが原因で、思っている以上の問題が起こっています。
「プラスチック・オーシャン」を見て、まずはその事実を知りましょう。
きちんと捨てればいいという次元の問題ではないということ、自分が人を動物を苦しめているかもしれないこと、その事実にきちんと目を向けましょう。