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中高生のとき、毎年春に開かれるとある行事が楽しみでしかたなかった。
しかし、その日が近づくにつれ、行事が終わることを想像するとやりきれない気持ちも湧いてくる。いっそ、始まらないでくれと思うぐらいに。
「三行で撃つ」
表紙を見て、なぜかこの本にそれと同じ境地を感じた。一番読みたい本なのに、なぜか手を付けたくなかった。
現在読後1時間ほどであるが、余韻が終わらない。
これから読む人は、実用書の枠ではないことを覚悟する必要がある。多少なりとも文章に触れている人間であれば、人生を変えられてしまう気負いで挑まなければならない。
言葉にするのも野暮ですが、こういったブログなので、本書からの学びを1つだけ抜粋します。
それは、「常套句をなくせ」ということです。
常套句とは、考えていない、感じていない、自分の目で見ていない、ということ。
書き手として本質を欠くことであると同時に、人生のあらゆる面で生かされる姿勢であると思いました。
端的に言うと、「ボーッと〇きてんじゃねーよ!」
この本の作成に携わったみなさんに深謝したくなる一冊です。
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