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サステナブル・エシカル・オーガニックって何?具体例を使って解説します。

2020年10月24日

「サステナブル」「エシカル」「オーガニック」って何となく耳にするけどどういうことでしょうか?

全部形容詞なので明確な定義はないと思いますが、具体例を使って世間で言われているこれらの言葉の意味を解説していきます。

 オーガニック

「Organic=有機的な」

有機とはどういう意味でしょうか?

一般社団法人オーガニック認証センターは以下のように定めています。

有機農産物
・堆肥などで土作りを行っている
・水耕栽培やロックウール栽培ではなく、土壌を用いた農業生産を基本とする
・環境への負荷をできる限り低減した生産方法
・種まき、または植え付けの前2年(多年生の場合は3年)以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない
・遺伝子組換え技術を使用しない

引用元:一般社団法人オーガニック認証センター(http://organic-cert.or.jp/about_JAS.html

このような日本農林規格に関する法律(JAS法)に定められた基準をクリアすると有機JASマークがもらえ、有機やオーガニックと表示できます。

よく「オーガニックコットン」という言葉を耳にすると思いますが、要するに有機栽培のコットンです。

衣類の素材として優秀なコットンは世界中で大量に消費されています。

しかし、このコットンを育てるのはなかなか大変なようです。

害虫や収穫の過程で大量の農薬や落葉剤が必要となり、畑の規模によっては空中散布するようなこともあるとか。

つまり、生産者は農薬を大量に浴びています。しかも害虫は進化するのでどんどん強力な農薬が必要になり、生産者の健康が脅かされ続けるのです。

一方、オーガニックコットンは農薬や落葉剤を使わずに生育や収穫を行うのです。

生産者の手で草を刈り、害虫対策を行い、丁寧に収穫していく。

そのため必然的にコストはあがりますが、生産者の健康が保たれ貧困の解消にもつながるのです。

 エシカル

「Ethical=倫理的な」

ファッション、食品、コスメ等いろんなジャンルからエシカルという言葉を耳にしますよね。

セレブがヴィーガンとセットで情報発信しているような、なんか意識高い感じでちょっと拒否反応を感じている人もいるかもしれません。

だけど決してそんな高尚なものではなく、文字通り誰の心にもある「倫理」に基づいてものごとを選ぶことで、日本人には「道徳心=善悪を判断し善を行おうとする心」のほうがしっくりくるんじゃないでしょうか。

コットンに次いで農薬を消費している作物といわれるコーヒーを例にします。

自分の目の前で大量の農薬を使用しながらコーヒー豆をつくっている生産者がいる。しかも彼らは低所得で子供も一緒に働いている。農薬の影響で殻らは皮膚や健康に異常をきたし、土壌汚染で地域の環境も悪化していく。

そんなシーンを想像したら、適当にコーヒーを選べなくなりませんか。

そこで、「フェアトレード」と言って彼らの健康を守るためにオーガニック栽培を推奨し適切な価格でフェアに買い取る人たちがいます。

多少高いかもしれませんが、そんな意義のある素敵なコーヒーを選んだりすることが「エシカル」です。

 サステナブル

「Sustainable=持続できる」

サステナブルというか、SDGsという言葉をよく耳にしますね。

SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)で、2015年9月の国連サミットで締結され国連加盟国193か国が2030年までに達成するために掲げた17個の目標です。

最近よく見るカラフルでなこんなやつです。

SDGsでは貧困・飢餓・性差別の解消や学習機会の創出、自然の保護、クリーンなエネギーの確保などを目標に掲げています。

サステナブルという言葉は文字通り地球や社会が持続していくような取り組みに対して使われます。

逆に、このワードが声高に叫ばれているということは、このままのライフスタイルでは地球がもたないということです

好きな時に好きな食べ物が手に入る。服は捨てるほどある。停電の心配もない。空調のきいた部屋で優雅にコーヒーを飲む。

満ち足りていますね。僕たちはそれでいいかもしれません。

正直、環境問題なんて実感がわかないし自分ひとりが多少動いたところで意味ないでしょう?そう思うかもしれません。

だけど、地球はあなたのものでしょうか?

日本に生まれて現代を生きる以上、ある程度資源に満ち足りた生活をおくっているはすです。

生まれた国が違うだけで、あるいはあなたより100年後に生まれただけで、限られた資源を奪い合うように生きている人がいるかもしれない。

そんな想像をすることで、選択肢が変わるかもしれない。

例えば、地元の野菜を食べる、再生可能エネルギーでできた電気を購入する、使わなくなったものをリサイクルショップにもっていく、とか。

そんな積み重ねで地球の寿命が1日延びるかもしれないし、世界の誰かが救われるかもしれない。

それが「サステナブル」です。

 まとめ

オーガニックはわかりやすいですが、正直エシカルとサステナブルに大きな差はないです。

どっちがどっちを内包していると考えるかは人によるし、良い選択をして地球を良くしようとしているという同じ方向を向いているものです。

とはいえ、なんでもかんでも切り詰めるのも違くて、それこそいきなりヴィーガンになったり、電気を使わない生活をするなんて非現実的です。

無理をして生きていくのはサステナブルではありません。

サステナブルの文字通り、持続可能な選択をすることが重要です。

服の選び方やコーヒーの選び方をちょっと考えたり、素敵な理念を持って生産や活動を行っているアウトドアブランドのグッズを購入したり。

そんな一人一人の、一つ一つの選択がちょっと地球を良くすると信じています。

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