あなたはコーヒーを飲むときどのような感情をいだきますか?
忙しい仕事の合間にほっと一息安らぐ..
自分で淹れたコーヒーの出来にほくそ笑む..
休日の朝に優雅なひと時を味わう..
なんとなく、心が落ち着くような、少し幸せなシーンかもしれませんね。
そんなコーヒーですが、自分だけじゃなくほかのだれかが少し幸せになる選び方があるんです。
今回は、貧国国のコーヒー豆を日本で販売し、売り上げの100%をその生産国の学校給食に支援しているウォームハーツコーヒークラブについてご紹介します!

ウォームハーツコーヒークラブの取り組みって?
ウォームハーツコーヒークラブが取り扱っているのは、アフリカのマウライという国のコーヒー豆です。
マウライは、世界最貧国のひとつと言われており、貧困を原因としたさまざまな社会課題を抱えています。
ウォームハーツコーヒークラブを運営するNPO法人せいぼは、さまざまな社会課題の解決の糸口として学校給食に目を付けました。
学校で食事をとるということは、単にそこに来る子どもたちに食べ物を与えるということではありません。学校給食というものは、子ども達の授業での集中力を高め、知識、知能を高めてくれます。また、学校給食は、両親たちが彼らの子ども達をすすんで学校に送り出すきっかけにもなります。なぜなら両親たちは、子どもたちが学校に行けばご飯が食べられると知っているからです。貧困に苦しんでいる家族にとって、このような学校給食の姿は特別なものとなります。
NPO法人せいぼ

では、どうやって学校給食を支援するのでしょうか?
実は、マウライは国土のほとんどが高原で、降水量も多く、コーヒーの栽培に適した条件がそろっています。
数千もの小規模コーヒー農家を協同組合が管理しており、フェアトレードでの取引が行われているようです。
国際フェアトレード認証では、コーヒー豆の公正な取引に加えてフェアトレード・プレミアムという奨励金が生産地に支払われ、生産の向上や地域社会の発展に使うことができます。
ウォームハーツコーヒークラブ
ウォームハーツコーヒークラブでは、そんなマウライのコーヒー豆を日本で販売し、その売り上げの100%がマラウイの給食支援へ寄付されます。
100%!?なぜそのようなことが可能なのでしょうか?それには、このような理由がありました。
それは給食支援活動に賛同した複数の企業がウォームハーツコーヒークラブを支援しているからです。
コーヒー豆の仕入れ、焙煎、包装、配送。これらの全てを支援企業が負担しているので、コーヒーの価格100%がそのまま寄付になります。
世界最貧国のひとつマラウイでの給食は1食およそ15円。あなたが1,000円のコーヒー豆を申し込むと、1,000円が給食支援活動に寄付され、65人の子どもたちが今日も給食を食べることができます。
ウォームハーツコーヒークラブ
飲んでみた感想は?

そんなエシカルで気持ちの良いコーヒーですが、味も良いのです。
豆を見るだけでも、丁寧に作られたものであることが伝わってきます。
飲んでみると、コーヒーらしさは全面に出しつつ、柑橘系とも言えるようなさわやかさと、ほどよい酸味がまったくくどくない。さらさらと杯を重ねてしまうような実に飲みやすいコーヒーでした。
まとめ
いかがでしたか?
ウォームハーツコーヒークラブのコーヒーのように、普段の選択が誰かを少しだけでも幸せにすることができるかもしれません。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら、自分にどんな選択ができるのか思いをはせてみてはいかがでしょうか?