古民家欲にほだされてネットをさまよっていたところ、写真から色気が駄々洩れな「宿屋昭」さんが目に映り、お邪魔させていただきました。
未納連山の麓に人の暮らしがある、久留米市山本町で出会ったものを紹介します。
花音花夢

「かのんかむ」と読みます。
コロナの影響もあり現在はランチはお休みのようです。
種類豊富な無農薬紅茶とオーガニッククッキー。
この地域はぶどうなどの果物の生産地です。赤ぶどう紅茶をいただきました。




花音花夢さんはこちらで13年営業を続けられています。
化学成分などによる人体への影響が気になり、摂取するものにこだわっていった結果エシカルなものを取り扱うようになったそうです。
また、悩みを抱える人がゆっくりできような空間をつくりたかったとのこと。
オーナーさんのお人柄、あたたかい空間と、ほっとできるカフェメニューで柔らかい気持ちにさせてもらいました。

ホームページ:http://www.kanonkamu.com/
【宿屋 昭】

築50年のお屋敷。もともとは、向かいにある居酒屋「魚国」さんの別邸だったそう。
家具、柱、屋敷中から先人たちの活気が伝わってくるような、生きた古民家。




枯山水の庭。ただただ、眼前の風景にぼうっとできる時間を与えてくれました。
あれほど電子機器から離れたのはいつぶりだったろうか。

我々も、将来世代に誇れるものを残さねばなあと思いました。
Airbnbページ:https://www.airbnb.jp/rooms/33144227?source_impression_id=p3_1611922301_rcjc9XfOPu43480a
「魚国」さんで食事させていただきました。
お刺身がとても美味しかった!魚が美味しいって贅沢だ。
目の前の山がつまみになります。

【永勝寺】

朝方の散歩。山沿いの朝は清らか。
ぶらぶらと山に向かっていると、お寺がありました。

天武天皇によって創建された、日本三大薬師の一つだそうです。

展望台の看板に胸を弾ませもう少し登ると、清々しい景色。

【最後に】
山本町付近は、福岡市内から高速道路で1時間程度の距離なのに、未納連山の麓の自然豊かな風景に加えて、果物の生産も盛んでおしゃれなお店がいっぱいあります。
身も心も大満足な旅でしたが、このあたりの魅力を味わい尽くすにはしばらくかかりそうです。